AIによるFXの予想にチャレンジしています!!
本日はAIでFX予想をする前の前提として、投資の基本知識としてキャピタルゲインとインカムゲインについてご紹介いたします。
1.キャピタルゲインとインカムゲインとは
投資で利益を上げる方法は2つしかない
投資で利益を上げる方法は大別すると2つしかありません。
【投資で利益を上げる方法】
- 売買差益で利益を上げる
- 利回りで利益を上げる
売買差益で上げた利益をキャピタルゲイン、利回りで上げた利益をインカムゲインと言います。
キャピタルゲインとは
キャピタルゲインは、株式や債券、FXなどの保有している金融資産を売却することによって得られる売買差益のことです。
例えば、ドル円が100円での時に購入した10,000ドルを、ドル円が110円になった時に売却したら差額1ドルあたり10円の利益ですから、10円×10,000ドル=10万円がキャピタルゲインになります。(手数料・税金を除く)
なお、売却することによって損失が出た場合はキャピタルロスといいます。
インカムゲインとは
資産を保有していることによって得られる収益をインカムゲインといいます。
銀行預金の場合は利子、株の場合は配当、不動産の場合は家賃収入がインカムゲインです。
FXの場合はスワップポイントがインカムゲインとなります。
なお、逆に資産を保有していることにより支出を伴う場合もあります。FXの場合は外貨を保有していることで、逆にスワップポイントを支払う場合があります。
2.キャピタルゲインとインカムゲインのメリット・デメリット
投資の基本はインカムゲイン
投資は長期保有してインカムゲインにて儲けることが基本と言われています。
金融資産の価格は大きく変動し予想も難しいですが、長期的に見ると買った時と同じ金額で売れるタイミングが来ます。(不動産の様に価値が減価するものは除く)
ですので、予想の着かないキャピタルゲイン(売買差益)を狙うより、インカムゲインで確実に儲けるのが基本となります。
参考) FXのスワップ投資法
インカムゲインのメリット
利回りの良い商品を選んで購入すれば、一定の収益が永続的に見込めます。
銀行預金の様に利回りがゼロの金融商品を買ってもインカムゲインは殆ど見込めませんが、株やファンド、FXであれば大きなインカムゲインが永続的に見込めます。FXであれば年利5%も可能です。
インカムゲインのデメリット
- 手放したいときに売りたい価格で手放せないリスクがあります。
- 利回りが変動する場合がある。株であれば企業の業績でゼロ配当になる場合があります。FXも各国の利回りの変動で、場合によってはマイナス金利となる場合もあります。
キャピタルゲイン狙いは大きな収益が望めるがリスクも大きい
キャピタルゲイン(売買差益)はインカムゲインより大きな収益が見込めます。金融商品の価値は大きく変動するので、安い時に買い高い時に売ればかなりの儲けが出ます。
ただし、金融商品の価値が上がるか下がるかを予想するのはプロでも困難と言われています。売買差益狙いは予想が難しので投資というよりギャンブルの側面の方が強いです。
キャピタルゲインのメリット
大きな利益を得られる可能性があります。インカムゲイン(利回り)であれば、多くても年利5%程度ですが、売買差益狙いの場合は買値の倍、3倍の金額で売れる場合もあります。
FXの様にレバレッジをかけられる金融商品の場合は、元本の数10倍の利益を上げることも可能です。
キャピタルゲインのデメリット
予想が難しいことです。チャートで買いシグナルが出たら買いとか言いますが占いの域を出ません。
安定して投資で儲けを出す人もいるので、まったく予想出来ないとは言いませんが凡人には難しいです。
3.アクティブ運用とパッシブ運用
アクティブ運用とパッシブ運用はファンドの運用で良く使われる言葉ですが、投資全般に言えるのでご紹介いたします。
アクティブ運用とは
アクティブ運用は、株価指数など投資のインデックスを上回ることを目標とする投資戦略のことです。具体的には過小評価されている有価証券を購入し、過大評価されている有価証券を空売りすることによって、市場の非効率性を利用し利益を得る方法となります。
要するに安く買って、高く売るです。そのために、現在の価格が安いか高いかを見極める知識が必要です。
パッシブ運用とは
パッシブ運用は、株価指数など投資のインデックスに追従する投資戦略のことです。
最も一般的な方法は、インデックスファンドを購入し、公表されたインデックスのパフォーマンスに追従することです。パッシブ運用の場合は複数の金融資産に投資を行い、一つの金融資産の価格が大きく変動しても全体的にはインデックスと同じ程度の値動きになる様にします。パッシブ運用は複数の資産を長期的に保有し、価格変動のリスクを抑えつつ配当などの利回りで資産を増やす手法です。
4.結論としてどうするのが良いの
投資スタイルは人それぞれなので、どれが良いということは一概に言えませんが、大きな利益を得たい場合は売買差益を狙った方が良いです。
但し、大きなリスクを伴います。また安く買って高く売る手法なので、商品の価値を見極める目が必要です。
小さくても安定的な儲けが欲しい場合は、大きなレバレッジを取らずに複数の資産を長期的に運用するのがお勧めです。
そうすることで、価格変動のリスクを抑えつつ配当などのインカムゲインで安定的な収入が見込めます。
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